こんにちは。管理栄養士の飯田ゆきです
30代になった途端、お腹が出てきたな……
40過ぎてもアイツだけ痩せててカッコいいのはなんでだ!?毎回一緒に飲みに行くのに!!
あなたも感じたことありませんか?
けどみんな、体重が増えたり健康診断の結果が悪いと、口を揃えて「歳のせいだし、仕方ないか……」とボヤきます。これって矛盾してますよね?
今回はこの矛盾を解消して、カッコいい大人になる秘訣をご紹介します!
これは、あなたが今何歳であっても、絶対に使えるテクなので、この先も素敵であり続けたい方だけ読み進めてみてください。
人の食欲は落ちていくもの
人の行動は、それを促すホルモン量によって変わります。眠る時にはメラトニンが食欲にはレプチンが、それぞれ増えることで眠くなったりご飯が食べたくなったりするんですね。
ちなみに、糖尿病は膵臓から出るインスリンというホルモンの働きが足りないせいで起こる病気。バセドウ病や女性の更年期障害など、ホルモンバランスが原因で起こる不調や病気はとても多いんです。
そして、本来人の食欲に関するいくつかのホルモンは、歳を重ねるごとに減っていくようにできています。
ホルモンの種類は実に100種以上。 体脂肪の量を一定に保つためのホルモンも存在するんですよ〜!
つまり、歳を重ねて食欲が減るのは当たり前。
もちろん摂取カロリーも減るので、仮に太っていても痩せていくはずなんです。
なのに痩せない理由と対策
けど僕は30代に入った途端太ったし、上司も全然痩せてないよ!なんで!?
これには大きく2つの理由が考えられます。
- 普段の食事で脳が暴走
- 筋肉が落ちている
食事で起こるシステムエラー
結論から言うと
- 高脂肪・高糖質の加工食品を食べている(ジャンクフード、インスタント食品やコンビニ弁当、お菓子、ジュースなど)
- 食べ過ぎ、飲み過ぎることが多い
- 絶食時間が短い(食事開始が7:00、最後が22:00など)
こう言う食生活を続けていると、本来、必要な時期に必要な量を作って身体のバランスを保っているホルモンバランスは乱れ、体型が崩れてきます。
体型が崩れてくると
- 免疫が落ちて風邪をひきやすくなる
- 体重のせいで膝や腰が痛くなる
- 見た目の清潔感が減る
などなど。病気含めて不都合が出てくるのはご存知の通りです。
座りっぱなしの恐怖
これはもう単純に
普段の生活で動かない時間が多くなる
↓↓↓
その習慣が続けば続くほど、身体をを支える筋肉が減ってしまう
↓↓↓
代謝が落ちる
と言う流れ。これも簡単にイメージできると思います。
ちなみに座りっぱなしでどれくらい代謝が落ちるかと言うと……
- 消費カロリーは1分ごとに低下
- 脂肪分解酵素の分泌が90%低下
- 2時間以上で善玉コレステロールが20%減
- 24時間経過後でインスリンの効果が24%減(=糖尿病のリスクUP)
欧米の調査では、肥満の人は痩せた人に比べ1日2.5時間多く座っていたそうです
歩数計チェックやこまめな休憩、スタンディングデスクの活用など、まずは日常生活から気をつけてみてくださいね。
まとめ
- ジャンクフードや揚げ物、麺類やお酒は程々に
- 歩数のチェックと週1〜2回、20分程度のウォーキングで、まずは筋肉量維持
あなたが今、若くて健康で体型もスマートなら、これから急に太ってスーツを買い換えるなんてことが無いよう、今から少しずつ気をつけておきましょう。
体型の変化が気になり出してきた、もう手遅れだと嘆いてるあなたには朗報です。ホルモンバランスを整えるだけで、あとは自然とスマートな体型を維持できます。
少しの工夫を始めることで、これからも素敵なあなたでいてくださいね。
それではまた。