食事

止まらない食欲と、やめられないジャンクフードの闇。痩せられないのはアナタのせいじゃない!

意思が弱いだけじゃない!あなたが食べ過ぎてしまう原因は安く美味しく計算された食品のせい!
飯田ゆき

こんにちは。管理栄養士の飯田ゆき(TwitterInstagramYoutube)です

 

またお菓子食べちゃった

ラーメンやめられない

ホント私って意思が弱いな……

ダイエットを考えた時、こんな風に落ち込んだことありませんか?

悩みの種がお酒であれお菓子であれ、「つい」食べてしまうのを止めようと思った時、どうしてもやる気や我慢といった「精神論」で解決しようとしていませんか?

けど、つい食べてしまうのって、本当に「意思の弱さ」が原因なのでしょうか?

「肥満、食べ過ぎ、ストレス」全てはコレが原因!

結論から言うと、「快楽刺激が強い食べ物」のせいで、体脂肪が増え、意思力が低下したり身体と心のストレスが増します。

私たちは日々、脳からの指令で身体を動かしたり、決断をしたりしています。

食事も同じく、脳が「そろそろ食事してね」と空腹を感じさせたり、「もうお腹いっぱいだよ」と必要な分だけ食事をしたりします。

実際に脳をスキャンしてみると、食事中にはドーパミンの量が増えています。

ドーパミンはその量によって

  • 増える ➡︎ 食欲は減少
  • 減える ➡︎ 食欲は増加

するようにできてる、脳の「報酬系」=達成感や報酬に対してのやる気、欲求に関係する神経伝達物質です。

人の食欲は、この報酬系によってコントロールされているんですね。

そして今回重要なのは、ドーパミンの量は「食事のメニューによって変化する」と言うこと。

具体的には

  • 脂肪(動物の脂や料理に使う油、バターなど)
  • 甘味(砂糖、人工甘味料、芋や米に含まれるデンプンなど)
  • グルタミン酸ナトリウム(うま味を凝縮した化学調味料)
  • 苦くないもの
  • 上記で、さらに栄養素が少ないもの

少量でより多くのカロリー(エネルギー)が摂れるもの、吸収が早いもの、体に害がない(苦くない)ものには、脳の報酬系が強く反応してしまうんです。

面白いことに、この反応は

  • 口に入れた時
  • 胃に到達した時

の2回、ドーパミンが放出され、「食べたい欲求」が強ければ強いほど、その量は多くなるのだとか。

食事が豊富な現代において、この、脳が受ける「高揚感」が無駄に高くなってしまう食品が、あなたの食べ過ぎを助長してしまう本当の原因です。

飯田ゆき

脂っこいラーメンや、スナック菓子など、一度食べたらやめられなくなるのは脳が中毒状態になっているからなんですね

どれくらい「欲しい」と思わせるのか?

報酬系を強く刺激してしまう食品は、どれくらい私たちの食欲を狂わせているのか、同じく中毒性の強いコカイン、ヘロインと比較したところ

はい。薬物と同じレベルで依存性があることがわかりました。

研究者曰く

体重が急速に増加し、脳の報酬欠損が徐々に悪化することを示しました。

嗜好性の高い食物の過剰摂取と関連する体重増加は、薬物の過剰摂取によって引き起こされるものと同様に、脳に深刻な中毒性を引き起こす可能性があることを示唆しています。

アルコールでも、似たような症状が起こる!?

また、飲酒後にラーメンやアイスクリームが食べたくなるのは、アルコールが食欲にかかわる脳の神経細胞に作用するのが原因という研究があります。

アルコールは「食欲」や「飢餓感」を引き起こす神経を活性化し、食欲をとめどなく増加させる効果があるとのこと。

私たちが食べ過ぎてしまうのは、脳への刺激が高い食品が問題であって、一概に「意思の弱さが悪い」とは言えないんですね。

これを踏まえた上で、普段食べている食事を振り返ってみましょう。脳への刺激が強い食べ物が多いのであれば、栄養価の高い食事へ徐々に置き替えるなど、食品との付き合い方を工夫していきましょう。

それではまた。

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飯田 ゆき
飯田 ゆき
管理栄養士として、これまで大手企業、フリーランスとして1,000人以上を支援してきました。仕事人のためのダイエット・ボディメイク・体調管理など、健康に関する情報を発信していきます。 毎日の食事、睡眠、運動をトータルにサポートする1to1の健康コンサルや、企業に向け健康面か社員パフォーマンスの向上講演などを行なっています。 お仕事の依頼はお問い合わせください。 【保有資格】 ・管理栄養士 ・健康運動実践指導者 ・フードスペシャリスト ・フードコーディネーター 他