睡眠

ショートスリーパーに憧れる?仕事効率を上げる睡眠とは

私たちは本当にショートスリーパーになれるのか?
飯田ゆき

こんにちは。管理栄養士の飯田ゆき(TwitterInstagramYoutube)です

睡眠に注目が集まっている近年、「ショートスリーパー」という言葉を聞いたことがあると思います。

ショートスリーパー(short sleeper)とは、短い睡眠時間で健康を保っていられる人間のことであり、短眠者(たんみんしゃ)ともいう。一日の平均睡眠時間は7-8時間程度が健康的とされるが、6時間未満でも生活できる人間がいる。

wikiより

基本的に、睡眠時間が短い人の脳は老化スピードが速く、慢性的な睡眠不足は免疫力の低下やホルモンの乱れから、肥満や生活習慣病、痴呆、がん、心疾患など、あらゆる不調を引き起こします。

にも関わらず、私たちは今から「健康障害を起こさないで活動できるショートスリーパー」になることは出来るのでしょうか?

ショートスリーパーになれるのか?

結論から言うと、なれません。

理由は、最適な睡眠時間は「遺伝子」で決まるからです。

普通の人と本物のショートスリーパーの遺伝子を比較したUCSFの研究によると、ショートスリーパーは

  • 平均睡眠時間が6.25時間でも全く問題ない
  • どころか4時間くらいまで減っても元気
  • DEC2遺伝子とADRB1遺伝子に突然変異が見られた

この遺伝子突然変異の真正ショートスリーパーは10万人に4人しか存在しません。

ちなみに、UCSFの研究者にインタビューした記事によると

彼らはより楽観的で活動的で、マルチタスクが得意であるばかりか痛みに対する閾値が高い。時差ボケが少なく、長寿である

傳嫈惠 教授インタビューより

身体を壊すどころか、心身ともに超健康とのこと。

つ、つおい……!((((;゚Д゚)))))))

成れるのではなく、慣れるだけ。

けど「自称」する人や「育成セミナー」があるよ?

これらは、遺伝子検査をしていない限りは、「寝不足の状態」に慣れているだけと言えるでしょう。

「慢性」的な疲れや不足は、その状態に「慣れ」てしまうので身体がサインを受け取れない、受け取っているのに自信が気づいてないパターンばかりです。

肩こりの自覚はなかったのに、マッサージなどで「肩こりひどいですね」と言われた経験、ありませんか?

飯田ゆき

「成れる」のではなく、身体が「慣れる」んですね

睡眠不足は、ただ足りないだけでなく身体の「負債」になります。質を上げる以上に、睡眠時間の確保を大事にして欲しいと思います。

あなたに最適な睡眠時間を知ろう

最適な睡眠時間は遺伝子で決まると説明しました。

じゃぁ遺伝子検査をしないと分からないのか? と言うとそうでもなく。体内時計はこちらのkoaraマットレスのページで簡単に診断ができます。

性格だけでも簡単に分類できるので、下の図で最適な睡眠時間を確認してみましょう。

体内時計クロノタイプ診断別、性格と最適な睡眠時間

まとめ

  • ショートスリーパーは10万人に4人だけ
  • 遺伝子突然変異で生まれる羨ましい体質
  • 私たちは7時間睡眠を基本に考えるべし
  • 短時間睡眠より質の良い睡眠を

ショートスリーパーという言葉が流行ってから、短時間睡眠で動けること=有能・カッコいいという風潮があるように感じます。

ですが冒頭にも書いた通り、睡眠時間が短い人は、脳の老化スピードが速いです。つまり、思考力や記憶力、集中力は落ちていく一方です。

「頭が回らないなー」と言う時こそ、潔くベットに入る・15分だけお昼寝をするなどして、睡眠不足を慢性化させないよう工夫しましょう!

それでは。

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ABOUT ME
飯田 ゆき
管理栄養士として、これまで大手企業、フリーランスとして1,000人以上を支援してきました。仕事人のためのダイエット・ボディメイク・体調管理など、健康に関する情報を発信していきます。 毎日の食事、睡眠、運動をトータルにサポートする1to1の健康コンサルや、企業に向け健康面か社員パフォーマンスの向上講演などを行なっています。 お仕事の依頼はお問い合わせください。 【保有資格】 ・管理栄養士 ・健康運動実践指導者 ・フードスペシャリスト ・フードコーディネーター 他