運動

「運動しても痩せない」が常識になった真相を徹底解説

飯田ゆき

こんにちは。管理栄養士の飯田ゆきです

運動してるのに痩せない!

ってグチ、聞いたことありませんか?

あなたもダイエットや健康のために運動したこと、1度くらいはありますよね。ランニングとか、ストレッチとか、1駅歩くとか…

国の調査(国民健康・栄養調査)でも、過去10年で運動習慣がある人の割合は3〜7%増加していることが分かっています。

ですが…

肥満者の割合が全然減ってない !(むしろ増えてる)

飯田ゆき

「運動で痩ない」はもはや常識。「食事の調整ができてない」ことも問題でしょうが、実はもう一つ重要な見落としがあるんです!

重要なのは「NEAT(ニート)」

その見落としとは……

飯田ゆき

みんな日中に動かなすぎ!(´;Д;`)

って事。端的にいえば、歩数が足りないんです。

デスクワークや車、公共交通機関の発達で、座りっぱなしの時間が増えています。アメリカでは過去20年で椅子に座る時間は8%も増加しているそう。

座りっぱなしのリスクは

  • 消費カロリーは1分ごとに低下
  • 脂肪分解酵素の分泌が90%低下
  • 2時間以上で善玉コレステロールが20%減
  • 24時間経過後でインスリンの効果が24%減=糖尿病のリスクUP

そこで意識して欲しいのが「NEAT(ニート)」

非運動性活動熱産生の略で、要は買い物とか通勤とか、【無意識で消費されるエネルギーがどれだけあるか?】の方が重要ということです。

NEATのエキスパート、ジェームズ・レビン博士によると現代、この損失は1日1,500~2,000kcalにまで達しているとのこと。

2,000kcalとは…

成人が1日に摂取するエネルギーに相当!

無意識に動いてる時間は1週間で118時間 

仮に週1時間の運動+睡眠時間7時間× 7日間=50時間とすると、無意識に動いてる時間は118時間/週。

これだけ時間があれば、激しく運動しなくても、そこそこのカロリー消費ができそうですよね。

ですがどうでしょう?皆さんは1日にどれくらい歩いて(動いて)いますか?スマホの歩数計などチェックしてみてください。

歩数は10分で約1,000歩になるので、動いている時間も計算することができます。5,000歩以下の方は、今より1,000歩増やすところから始めてみましょう。

かつての人々は、意識せずに体を動かすことで、努力せずに体重をコントロールしていた(ジェームズ・レビン)

人の脳は急激な変化を嫌います。

フルマラソンに応募していきなり走り込みを始めたり、ジムに週5日通ってみたり、これまでの生活とのギャップが大きければ大きいほど、脳は「いつも」の心地よい生活に戻ろうとします。そのせいで「何をやっても続かない現象」が起こるんですね。

飯田ゆき

つまり続かない本当の原因は、あなたのやる気ではなく【脳に負担をかけるやり方を選んだこと】が問題ということです。

何を始めるにも、小さな変化で脳を慣れさせていくことが大切です。

体を引き締めたい・痩せたい等の目標がある方は、無理に運動を始めるよりもNEATを増やすところからスタートしてみてはいかがでしょう?
 


それではまた。

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ABOUT ME
飯田 ゆき
飯田 ゆき
管理栄養士として、これまで大手企業、フリーランスとして1,000人以上を支援してきました。仕事人のためのダイエット・ボディメイク・体調管理など、健康に関する情報を発信していきます。 毎日の食事、睡眠、運動をトータルにサポートする1to1の健康コンサルや、企業に向け健康面か社員パフォーマンスの向上講演などを行なっています。 お仕事の依頼はお問い合わせください。 【保有資格】 ・管理栄養士 ・健康運動実践指導者 ・フードスペシャリスト ・フードコーディネーター 他